2014年4月22日火曜日

残雪の栂池自然園 SAMYANG 8mm F2.8 UMC Fish-eye E-mount レンズテスト



2013年6月2日。
魚眼レンズだけを持って残雪の栂池自然園へ行ってきました。
SONY NEX-7用に魚眼レンズを購入したのでそのテスト撮影を兼ねて息子を連れて行きました。SAMYANGという韓国のメーカーのものですが解像度はとてもいいです。何より安い。
だけどこのレンズ、全てマニュアル操作です。動画を撮影する場合にピントを操作しながらやると広角なので指が映り込んでしまいます。まぁ、値段を考えれば仕方ないですね。そのかわり解像度はソニー純正のフィッシュアイコンバーターに比べても格段にいいです。

動画のキャプチャー画像なので画質はあまり良くないですが、魚眼独特の映像が撮れました。なかなかいいですね。 
ゴンドラから。

ゴンドラの中も広々撮影できます。

ヘアピンカーブ。

栂池自然園。

一休み。

動画

栂池自然園は雪が多くて少し水芭蕉を見れただけでした。ただ景色はとても素晴らしい!!次は高山植物が咲いている時期に訪れてみたいですね。

おわり
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2014年4月21日月曜日

【親子登山】上高地の奥座敷、徳沢でキャンプ【親子キャンプ】



2013年6月8日。
小学1年生の息子と始めた親子登山ですが、山小屋に泊まることは経験したので次はいよいよテント泊です。テント泊だと荷物が重くなるので、最初はあまり登らないところのほうが嫌にならなくていいかなぁと思い、徳沢でキャンプすることにしました。徳沢までは上高地からそれほど標高差もありません。そして穂高岳や明神岳を眺めながら歩けるので山登りをした気分も味わえます。宿泊できる施設も近いので気楽に行けます。そんなわけで梅雨前にテントを担いで徳沢へ向かいました。

バスに乗って上高地に入ります。息子にとっては2回目の上高地。前回の開山祭のときは大雪だったので景色が全く違います。バスターミナルも平穏そのものです。
静かなバスターミナル。

梓川の水が冷たくて気持ちいい。

天気が良いと本当に気持ちが良いですね。普通に上高地を散策するだけで楽しくなります。登山道には花が咲き乱れとても綺麗でした。
登山道脇はお花畑。

最初の休憩ポイントの明神で一休みします。徳沢まではちょうど中間地点です。荷物が重いので息子はバテバテ。もうちょっとがんばってほしいなぁ。
お疲れさまです。

明神をすぎると明神岳、穂高岳がせまってくるように近くに見えてきます。息子に、この景色を見せたくて連れてきたようなものなんですが、あまり興味を示してくれません。まぁ、今のうちはしょうがないかなぁと思います。
明神岳に日が沈む。

素晴らしい山の景色を眺めながら歩けば、徳沢はすぐそこです。息子は文句ばかり言いながら歩いていたので思ったより長く感じたようです。テントの受付を済ませテントを張ります。食事の前にとりあえず乾杯!!
乾杯!!

楽しい夕食♪

夕ご飯はハンバーグをご飯にのせたハンバーグライスです。男二人なので男飯にしました。ハンバーグは練ってあるものを焼いただけなのですが、キャンプで食べる味は格別です。
食事が終わることにはあたりはだいぶ暗くなってきました。山の夜は冷えます。テントの中で寝袋に入ってお休みです。
夜の徳沢キャンプ場。

翌朝も天気が良く、山が良く見えます。前日は気が付かなかったのですがニリンソウがあたり一面に咲いてます。素晴らしいニリンソウの群生地です。サルも現れてにぎやかな朝でした。
綺麗なニリンソウ。

朝食を軽く済ませテントをたたみます。他の登山客も出発の準備で忙しそうです。息子は親父のザックを試しに担ごうとしますがあえなく撃沈。いつか親父の荷物も担ぐぐらいになってくれたなぁと思います。
ぐぉぉお!持ち上がりません。

そんなわけでテント泊をするだけの登山は終わりです。天気にも恵まれよかったよかった。次はちゃんと“登る”登山をしたいと思います。
帰りは足どりが軽い。

今回の様子を動画にまとめました。よかったら見てください。

おわり
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2014年4月20日日曜日

湯河原の秘瀑、柱状節理の滝 新崎川左俣・中尾沢遡行


2013年6月18日。
新崎川左股、中尾沢の遡行記録です。
昨年(2013年)、最初の沢登りの場所として足慣らしにちょうどいい軽めの沢を探してました。そのときネットをいろいろ見てみると気になる滝がありました。それが中尾沢の柱状節理の滝です。

中尾沢の柱状節理の滝。

新崎川左股、中尾沢は温泉町で有名な湯河原にあります。
湯河原と言えば幕岩、クライミング。仲間に湯河原に行ってきたと言うと、どこ登った?と聞かれます。誰も沢登りをしてきたなんて思いません。私も正直、沢登りするところなんてあるとは思いませんでした。しかも入渓場所が幕岩付近からです。クライミングで楽しんだ翌日は沢登りでもどう?なんてことも可能です。まぁ、それはいいとして。
今回は遡行終了地点である土肥大杉跡に車を1台デポし、入渓地点の白銀橋へ続く白銀林道入口に車をとめて歩きました。あまり遡行記録もないのですが、おおまかな概略図はこんな感じです。
本当にざっくりとした概略図。

白銀林道を1時間ほど歩くと、入渓地点である白銀橋に到着します。どうやって河床に下りるのかわかりづらかったのですが、橋の右岸下流側をよく見ると踏み跡がありました。それをたどって新崎川に下りていきます。
踏み跡をたどり下りていく。

今回は気楽に滝めぐりという感じの沢登りなので、渓流釣りをしながらノンビリいくことにします。入渓するとすぐに新崎川右股との分岐です。そこで竿を出しました。やがて沢も狭まりゴルジュになります。枝沢が左方向から入ってきて滝になっています。そこに小さな釜がありました。釣れそうなポイントです。
ゴルジュになる。

正直、あまり期待してなかったのですが、このポイントで2匹立て続けに釣れました。ビックリです。しかもイワナ。ヤマメの沢だと思っていたのですがイワナです。あまり美しい個体ではないですが。
20cmオーバーのイワナ。

調子が良くて有頂天!!

釣れると思っていなかったので、もう大満足!!ここで納竿です。
ゴルジュ出口には5mぐらいの滝がありました。今回の遡行で難所と言えばここぐらいです。難所というほどでもないのですが…
ゴルジュ出口の滝。

ゴルジュ出口の滝は右岸側を登りました。それなりの高度感がありますが、それほど難しくはありません。しばらく遡行を続けるとやがて現れるのが、なかなか綺麗なナメ滝。
立派なナメ滝。

このナメ滝は左岸側に怪しいロープがぶら下がっていたのでそちらのほうから登りました。
その後はたいした見せ場もないままどんどん進みます。やがて中尾沢が右側から流れ込んできます。高度を上げながら中尾沢を遡行します。途中で登山道が横切ります。やがて右側に立派な滝が現れます。そしてさらに上流にも大きな滝が見えます。柱状節理の滝は奥に見える滝の右側から手前の滝の上に巻いて出るような感じで登っていくと着きます。

立派な滝。この滝の上流に柱状節理の滝があります。

奥にも立派な滝があります。ここの右側を登っていきます。

巻き道は踏み跡がしっかりついていました。ロープもフィックスされていたので地元の人がけっこう入っているように見えます。奥の滝から巻き道を右へ右へと登り、沢の上に出て左へ(上流)に進めばすぐにそれとわかる立派な滝が現れます。
大迫力!!

いやぁ~、本当に素晴らしい。街に近い里山の奥まったところに、こんな素晴らしい滝がひっそりと存在するなんて、猛烈に感動です。まさに秘瀑と呼ぶにふさわしい滝です。
実際に見てもらわないとこの感動はなかなか伝わらないですが、本当に素晴らしい滝でした。
帰りは中尾沢を横切る登山道から土肥杉跡へと歩いて行きました。今思えば、滝見物なのでわざわざ車を1台デポせずに、登山道を白銀林道のほうへ下りていけばよかったかな?とも思います。
まぁそれでもイワナも釣れたし、素晴らしい滝も見物できたし、短い沢登りだったけど大満足の遡行でした。
そのときの様子を動画にまとめました。よかったら見てください。

おわり
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【親子登山】残雪の北八ヶ岳、しらびそ小屋でまったり過ごす【山小屋ライフ】



2013年5月4日。
小学一年生の息子と登山を始めようと決めてから最初のゴールデンウィーク。どこの山に登ろうか考えてみたけど、なかなかいいところが決まりませんでした。というのも5月初旬の山は雪が残っていてまだまだ厳しい気がしたからです。そこで今回は、山に登るのを目的にしないで山小屋に泊まることを目的に設定しました。場所はしらびそ小屋です。小屋からの景色も良くて、動物にも出会うことができます。そんなに距離もないので、子供が歩いて行くにはちょうどいいと思います。
ということでしらびそ小屋へGO!!

稲子湯温泉を出発。

登山口の稲子湯温泉に車をとめて出発します。天気も良くて絶好の登山日和です。ただ息子はあまり乗り気ではなく文句ばかり言ってます。
春の北八ヶ岳の森は歩いていて気持ちの良いものです。ただ息子は1時間歩いただけでバテバテです。この先、大丈夫なのか少し心配になりました。

バテテ座り込む。

標高を上げると雪が出てきました。けっこう残っていますね。ズッコケると危ないので息子のスノーブーツに滑り止めのスパイクを装着しました。これはいいですよ!けっこう使えます。

雪山登山です。

滑り止めのスパイク。

4時間かけてようやくしらびそ小屋へ到着しました。小屋に着くころに天気が急変して雪が舞ってきました。けっこう降ってます。小屋に着いてホッと一息。小鳥を観察したりしてノンビリ過ごします。

まるで冬。

何が見える?


鳥がたくさん集まってきます。

そうこうしているうちに夕食の時間です。小屋からのサービスで息子にオレンジジュースをいただきました。親父とビールで乾杯です。

お楽しみの時間。

この日の宿泊は私たちの他には5人しかいなかったのですが、息子相手に山の話を聞かせてくれたりして楽しい夜を過ごすことができました。あっという間に就寝時間がやってきて、山小屋での一日が終わりました。

翌朝、天狗岳がくっきり見えます。

2013年5月5日。
前日の吹雪がウソのように晴れ渡りました。天狗岳もくっきり見えます。いつかあそこまで息子と一緒に登ってみたいなぁ。小屋のエサ場にリスがやってきてました。

二ホンリスを間近で観察。

しらびそ小屋の朝食は名物の厚切りトースト!!これを楽しみにしらび小屋にやってくる人もいるくらいです。息子にはちょっとボリュームがありすぎかな?でもとても美味しかったです。

しらびそ小屋の朝食。

厚切りトーストをがぶり!!

しらびそ小屋でノンビリ過ごすのが今回の目的だったので、ゆっくり朝食を食べて出発の準備をします。今思えば、半日ぐらい小屋の周りで散策でもすればよかったかな?でも大満足の山小屋ライフでした。
下山は安全のためにアイゼンを装着します。雪の残るミドリ池の周りでアイゼン歩行の練習をしました。6本爪アイゼンなのでそんなに大変ではなさそうです。

アイゼンを装着。

下りは慎重に。

下りはゆっくり慎重に歩きます。登ってきた道なので息子も勝手がわかるのか、文句も言わず歩きます。途中の休憩では山小屋でいただだいた山の本を読みました。小屋の人の親切に感動です。

山小屋でいただいた写真集。感謝です。

そんなわけで初めての山小屋体験は大満足でした。初日は天気が悪くて残念な感じでしたが、山小屋と一緒に宿泊した方たちの優しさに助けられた登山でした。息子にとっていい経験になったと思います。

そのときの様子を動画にまとめました。よかったら見てください。

おわり