2012年12月23日日曜日

スキレット(ダッチオーブン)のシーズニング

 ダッチオーブンやスキレットなどの鉄製品の調理器具は、購入したときにシーズニングという処理をしてから使用します。
 
 新品の鉄製品には表面に錆び止めのワックスが塗られていて、これを落とさないと臭くてかないません。また錆び止めのワックスを落とすということは錆びやすくなるということなので、錆びにくくするための処理をしなければなりません。このワックス落としから錆び防止の処理までの作業をシーズニングといいいます。

 最近、新しいスキレット(10インチ)を購入したのでシーズニングを行いました。
 シーズニングの作業を自分で確認する意味で映像にまとめました。興味のある方は見てください。

 本やネットで調べてみると、いろんなやり方が出ていますが、まぁ、だいたいこんな感じじゃないでしょうか。空焼きを繰り返すときは、鉄鍋を冷ましてからオリーブ油を塗るやり方もあるみたいですが、私は熱いままの状態で油を塗っています。冷ましたからのほうが、鉄鍋に油が染み込みやすいのかなぁ?とも思いますが、料理をしていけば自然に表面処理はできるので、最初のシーズニングはワックスを落とすだけに神経を集中させています。
 100円ショップで買ったスキレット(通称100スキ)なんかは、めんどくさいので、買ってきてそのまま薪ストーブの放り込んでワックスを焼き切ってしまいます。あとはオリーブ油を塗っておしまいです。それでも料理を繰り返せば、次第に焦げ付きにくい立派なスキレットに変わっていきます。ダッチオーブンやスキレットの蓋も同じように焼き切って、オリーブ油を塗りシーズニングはおしまいです。
 実際は高温で一気にワックスを焼き切ってしまえば、苦労して洗ったり沸騰させたりしなくてもいいのかもしれませんが、少し危険です。急激な温度変化で鉄鍋が割れるという可能性もないとは言えませんので。
 話は変わりますが、中国製のダッチオーブンってどうなんでしょうか?
 私は低価格の中国製ダッチオーブン(スキレット)しか持っていませんが、今まで問題ありません。
 “中国製のダッチオーブンは鉛が混じっているかもしれない”とか根も葉もないことを書いているサイトを見るけど、そんな製品が日本の店頭に並ぶわけないと思います。
 ちなみに私はキャプテンスタッグやアルペンの自社ブランド、SOUTH FIELDの製品を使ってますが、割れやその他の不具合はいままでありません。
 安いものでも使いこんでいくうちに、だんだん色も黒くなり愛着がわいてきます。
 これからも大事に使っていこうと思います。 

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